アセットマネジメントの基本と仕組みがよ～くわかる本を読んでみた

タイトル通りですが、この本を読んでみました。

おそらく金融関係の人しか手に取らないであろう本。

三菱アセットブレインいわゆるMABの方が書かれている本なので、アセットマネジメント業全体について広くそして浅すぎず、書かれているという印象を受けました。

アセマネにかかわらず、金融業界のほとんどが合併を繰り返していることやプロダクト数やビジネス領域も拡大基調にあることから図体が大きくなっています。

そうすると中の人的には自分の業務には精通しているけど、他部署がやっていることや業界全体を俯瞰してものを考えることができない人がどうしても多いと思います。

マネジメント層を目指すのでなければ別に自分の担当業務だけわかっていればいいのかもしれません。（担当業務の範囲だけでも充分広いし深いのでなんでも答えられるという人は少ないのですが）

ただ、出世に興味なくても業界に対しての大局観を持っていたほうが、今の自分、または所属部署の立ち位置、今後のキャリアプランが見えやすくなり日々の仕事に多少は張り合いが出てくるのではないでしょうか。

あとはアセマネへの転職を考えている人にも業界研究や面接対策におすすめの一冊です。