今回は私が過去在籍していたアセットマネジメント、いわゆる運用会社の内部事情①社風・待遇編について語っていきます。
結論としては、ぶっちゃけ社内の雰囲気は割とどこの会社もよく、給与も他の業種比較、金融の中での比較でも高い方に位置していることからホワイトであるといえます。
社内の雰囲気の良い理由
アセマネに転職した人を10人弱(会社としては7社)知っているのですが、話を聞く限りどこも和やか。
理由を考えてみたのですが、事業の将来性の高さにあるでしょう。
企業の内部留保や富裕層の金余りは今後も継続する見通しで、資産をプロに運用してほしいという需要は今後も収まることがないといえます。
特に銀行などの金融法人がこれまで預金を国債に回して儲けていたのがこのマイナス金利の環境下で難しくなってしまいました。
そのため、運用会社に資金を回し、オルタナティブ投資などの低金利下でも安定的なパフォーマンスが望めるプロダクトへの投資意欲が旺盛になっています。
そういった理由から今後も景気の良い業界であるといえます。
もちろんリーマンショックのようなことも今後あると思いますが、企業年金や公的年金の運用はずっと続いていきますし、ボーナスが一時的に減額する程度で済むとおもいます。
アセットマネジメントは基本的には証券会社や投資銀行と違い、年金運用や投信でレバレッジを大きく効かせた運用をしないためショック時にも耐えられる会社が多いです。
なので営業の方などで詰められているという光景は見たことがありません。
他の金融業種と比較しても運用会社の給与が高い理由
アセットマネジメントの給与が金融業種と比較しても高い部類にあるといえます。
理由は高収益な事業だからです。
企業年金(特に公的年金)は受託できると、ロットが大きいためその顧問報酬で高額な売上が上がります。
投資信託もこれからも旺盛な需要が続くことが予想されます。
それは現在のNISAなどでも分かる通り国策で国民(特に高齢者)の多額の使われていない貯金を投資に回させようとしていることからも読み取れます。
まだまだ潤沢な預貯金が使われずにいるので伸びしろたっぷりです。
この高収益性の事業により、そこで働く社員の給与も高くなる傾向があります。
まとめ
というわけで運用会社は基本的に穏やかな社風なのに高給という恵まれた環境です。
大学生の方はもちろん、社会人の方でももっと良い環境で働きたいという方にはオススメです。
アセマネへ入社するルートについては【新卒】アセットマネジメント入社方法【中途・転職】を御覧ください。